A.病気には原因・結果・方法があります。
現状ではアトピーもアレルギーと同じような結果(症状)が見られるので、同じ方法で対処するしかありませんが、なかなか快方していないのも現状みたいですね。 では何か原因が今までのアレルギーとアトピーは違うのか? そこで考えられるのは、最近よく耳にする現代病・生活習慣病。 以前では聞いたこともない病名、多過ぎません? では、それはいつから? 戦後、社会・産業復帰と同時に急に使われ始めた化学物質。 化学物質とは、自然界にはなかった分子構造を持った物です。
<直接体内へ> 農薬、食品添加物、合成肥料、合成飼料、ホルモン剤、 食品薬物、医療薬物、魚養殖用薬物などなど
<生活まわり> 合成洗剤、車の排気ガス、工場煤煙・廃水、生活排水、 プラスチックなどの家庭用品、食器、おもちゃなど環境ホルモン、 水道の殺菌塩素、ダイオキシン、ビニールなど包装資材、 家具・住宅の接着剤・塗料などなど
上記の物は、ほんの少し前まではこの世になかった物ばかりです。 文化文明・便利・経済的と一気に多量に使われました。 でも生身の人間には適応することができません。 でも体は一生懸命がんばり対処しようとします。 自分に合わない物が体に触れれば反応し、体内に入れば出そうとします。 それらを化学物質過敏症と言い、そのひとつがアトピーだと考えられ、過去の諸要素によるアレルギーと違うと考えられます。
現医療では、そのような原因に対処する方法論は持ち合わせておらず、症状に対する処置をするしかありません。 原因を正すことなく一時的な方法では、なかなか完治できません。
まだまだ原因はいろいろあると考えられますが、この化学物質過敏症とどう向き合うか真剣に取り組むことをおすすめします。
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